全国ニュースになっていた昨日の地中海岸の高波。
既にフランス語ともなっている「TSUNAMI」なんて表現しているメディアも。
午後に用事があって、来週から開催される映画祭の会場近くにいったのですが、ゴミを回収したり、打ち上げられた海草などを取り除いてビーチ整備したり、泥まみれになったビーチレストランを掃除したり、警察官、役所の人も総出で働いてました。
「フランス人でもやるときはやる!」
それもそのはず、町をあげての一大イベントであるカンヌ映画祭が一週間後に迫ってるのですから。(泥の山に重なって見える三角テントは全て映画祭用)
ビーチではCANAL+(フランス版WOW WOW?)の中継用スタンドや一般の人でも観にいけるビーチ上映用のスクリーンの建設もあるので、かなり大変そう。
いつもは優雅にデッキをおいているテラスも無残に傾いてしまっています。
こんなになっているのに、ホテルのスタッフに、「今日、午後は営業する?」と聞いていたアメリカ人観光客らしきおじさん、ちょっとすごいと思いました。
アイスランドでまた火山が活動を始めたなんてニュースも見ましたが、無事に映画祭が開催されることを祈るばかりです。自然災害は予測できないのもあって、やっぱり怖いですね。