涼しくなって、気持ちよく眠れるようになった土曜日の朝。
起きようと思ったら、あれ?首が痛くて動かない!
どうやら激しい「寝違え」を起こした模様。
せっかく天気も良くて気持ちの良い週末なのに、どこへも出かけられず、首を動かさないようにじっとしていましたが、だんだん首に激痛が。
とうとう日曜日の午後、耐え切れずに、
カンヌ市のHPにある、SOS médecinsという、休日診療対応に電話。
そしたら、なんと、往診してくれる、とのこと!
「往診」なんて、昔見ていたハ○ス名作劇場のトムソーヤーや若草物語でしか、見たことないですよ。(って、どちらも舞台はアメリカですが)
数時間後、大きな黒カバンを提げたイメージどおりの「往診のお医者さん」が到着。
来ていただいたのは、オステオパットと呼ばれる、整骨専門医。
ベッドの上で、首をこきこきやって、ゆがんでる?ずれている?部分を治してもらいました。相当ずれていたようです。汗
処方された薬は、炎症を抑える塗り薬と飲み薬。
薬は、Pharmacie de gardeと呼ばれる、日曜日や夜間に交代で営業している薬局でもらえます。
幸い、Mutuelleと呼ばれる補助保険に入っているので、トータル40ユーロほどのこれらの薬は、保険のカードを見せるだけで、無料でいただくことができました。
今回、整骨医にかかるのも初めてなら、往診を受けるのも初めて。
フランスでは、どちらもけっこうメジャーのようです。
逆に救急病院に行ってしまうと、寝違えのような緊急を要しない施術は、どんどん後回しになるので、果てしなく待つことになるのだとか。
車の振動も厳しいくらい痛かったので、往診、本当に助かりました。
あ、首の調子は薬と施術のおかげか、だんだん良くなってきてます。