カンヌといえば、思い浮かぶのは映画?
確かに、小さな映画館の数は他の同規模の町より多いように思います。
映画館以外にも、ホテルやホール、公共の建物の中にも、映画祭の期間中、あちこちで試写会ができるようにするためだと思うのですが、映写室が備わってるところも多く、映画祭の期間外にも映画イベントが開かれているようです。
ようです、というのは、私自身が年に3~4回しか映画館に行かないので、、、汗
週末の朝10:30の回は、4.5ユーロ(600円くらい)?と格安になるのもあって、天気の悪かった土曜日、ロマン・デュリス&ヴァネッサ・パラディ主演のarnacoeur(アルナクール)を観にいってきました。
ストーリーは別れさせ屋に扮したロマンデュリスが、結婚式を控えたヴァネッサパラディを誘惑して、どうにか別れさせようとする、というラブコメディ。
モナコやニース空港、小さなカンヌのプライベートジェット専用の空港など、ご近所が出てきて、なかなか親近感もあり、楽しめました。
(ニース空港からモナコ裏手の山合いの道路まで走っていくのは、距離的に無理があるんじゃないの?という突っ込みもありますが)
さて、市場で買い物して帰ろう、としたところ、持ってきていたはずの折り畳み傘がない!
映画館の中に忘れてきた意外に思いつかないので、引き返してみたら、映画館完全に閉まってました、、、、昼休みらしい、、、土曜日なのに!
どうやら、10:30の回が終わってから、午後の初回13:50の間に完全に閉めてしまうようです、、、電話をかけてみても、上映中の映画と時間を案内する自動音声が流れるだけなので、昼の初回が終わる時間を見計らって行って、引換券をみせて中に入れてもらったところ、座席の真下に傘を発見。
一般的にフランス人は、「時間を守らない」と言われますが、閉店時間と週末のお昼ご飯の時間はきっちり守る、ということを改めて認識させられた事件でした。
いや、その前に忘れ物するうっかりを直したほうがいいですね、はい。