先日の日本帰省は、相方くんお留守番(とはいえ、出張ついでにケニアでサファリツアーとかして楽しそうでしたが)だったので、有給消化も兼ねて家族旅行をしよう、とイタリアはトスカーナまで5泊の日程で行ってきました。
(子どもたちは幼稚園・保育園をお休みさせてます。私は仕事持参、、、)
泊まったのは、トスカーナの田舎ど真ん中、ポマランチェ(Pomarance)にあるアグリツーリズモ。
元々農家だったところを改装して貸しているような感じで、大きな家がいくつかの部屋に分かれていました。でもオフシーズンだったからか、貸し切り状態。夕ご飯は同じアグリツーリズモがやっているレストランで一度食べましたが(写真のフリットが激うま)後は庭でバーベキューしたり、スーパーで買い出ししたりカンヌから持ち込んだ食べきれなかった野菜・果物で自炊したりしてのんびり過ごしました。
このあたりは、地熱発電が盛んなあたりらしく、車を走らせていると大きな工場もちらほら。
地熱といえば温泉でしょう!と探したところ、ありました。小さな村Sasso Pisanoのふもとに公設のタラソテラピープールを発見。
この時期にしては異常に暑くて30℃超えすることもあったのですが、残念なことにアグリツーリズモ内にあったプールは6月からだったので、ここを代わりに使いました。
そして、地面からの熱を吹き出しているところも見学。
箱根の大涌谷なイメージです。
そもそも気温が暑いし、地下からの煙が出ているところは熱いし、硫黄の匂いもするので、子どもたちには大不評。(そりゃそうですね)
川辺で石ころ&泥遊びをするのが一番楽しいお年頃のようです。
それでも古い街並み歩きとかをしたい大人に付き合わせて、ちょうど中世のお祭りをやっていたMassa Marittima(写真)という小さな村やSienaの大聖堂を見たり、
ピサの斜塔を見学したりしました。
街歩きに関しては、子どもたちに歩いてもらうためのモチベーションづくりにジェラートが欠かせませんでした。苦笑
そんなこんなで楽しい旅だったのですが、個人的には体調がボロボロでした。
というのも、最初の方でプールのシャワーで転倒し、肩と肘を打撲。
そして、この時期のトスカーナはイネ科植物の花粉が吹き荒れていて、目はかゆいわ、耳の奥がむずむずするわ、鼻水が止まらないわのアレルギー症状で散々な目に遭いました。
アレルギーテストで、スギ、ヒノキ、イネ科植物に反応したのは知ってたのですが、カンヌ周辺はそもそもイネ科植物が生えていないので、すっかり忘れてたんですね、、、(大抵、2~3月にスギ花粉で苦しみます)
なんでこんなにアレルギー症状出るんだろう?とPollens.frというフランスの花粉情報のサイトをチェックしたら、牧草地域は見事に真っ赤っ赤になっていました。そりゃ牧草地だらけのトスカーナが鬼門なわけだ。
イネ科植物は遠くへは飛ばないようなので、石造りの街の中に入れば症状がすーっとおさまっていましたが、外に出るともうダメですね。牧草地じゃなくても、道路の脇にイネ科の雑草がいっぱい生えてるんですもの。
幸いなことにカンヌ帰宅後は、元通りになってきました。
アレルギー持ちの皆様、春~夏のトスカーナ地方は警戒くださいませ。
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