フレンチアルプス、とはいえ、カンヌとは同じ県内にあるメルカントゥール国立公園のはしっこに、Col des champsという峠があります。
峠とはいっても、広い原っぱの真ん中にある見通しがいいところです。
ここは12年前に相方くんと偶然みつけた場所で、テントを張って二人で一泊したところだったりします。(
昔のブログ記事はこちら)
そこに、子どもたちを連れてハイキングで再訪することができました。
テント泊をしたいな、、、と思いつつ、今回泊まったのは、キャンプ場内の「布テント」。
見た目は、サーカスのテントのような感じで、中は2つの部屋に分かれていて、ダブルベッドの部屋と、二段ベッド+シングルで子供3人の5人家族までいけそうです。冷蔵庫と簡易ガス台はありますが、水道なし(タンクで水汲んできて使う)、トイレ・シャワーは共同というスタイル。去年泊まったキャンプ場はロッジでシャワーもトイレもテレビまでついているほとんどホテルと変わらない設備だったので、少し本物のテント泊に近づいたかな?というところ。
仕事持ち込み(汗)の私が終わるのを待って、ランチ兼ねてハイキングに出かけ、夕方はキャンプ場内のプールで泳いだり、同じキャンプ場にいる子どもたちと遊んだり。夕ご飯の用意しながら、ムスメが「おかーさん、友達と一緒に遊びに行ってくるー」「いってらっしゃ~い」と気軽に子どもたちだけで送り出して、食べる時間になったら、「帰っておいでー」とキャンプ場内に迎えに行く、というのをしていたら、「なんだか、これって昭和の子供時代みたい、、、」と思い始めました。
親の付き添いなしに、家の外に出たら近所の子どもたちが遊んでて、そこに入れてもらって、家からご飯の匂いがしてきたら帰るってやつですね。思わず、「昭和の子育て、楽でいいなぁ。送り迎えとか友達と遊ぶアポとかしないでも勝手に遊んでくれてたんだよなぁ」なんてうらやましくなってしまいました。実際、私が小さいときは近所の子どもと親付きで遊んだことなんて、ほとんどありませんでしたし。
ただ、「おマメ」レベルのムスコは、「おねえちゃん行っちゃったー」って泣いて戻ってきましたが。苦笑
col des champs へ行った他にも、滝を見に行ったり、帰り道にはEntrevauxという城塞都市で中世のお城跡を探検したり、guillaumes というアルプスの入り口の村のレストラン le central では、意外なくらいハイクオリティのコースが食べれたりと、なかなか楽しい田舎バカンスでした。
子供たちも次は寝袋でのテントキャンプをしたい!ということだったので、来年の夏までには装備をそろえて、たくさん歩けるように訓練していきたいと思います。
私も相方くんも子供のときに親と一緒にキャンプをしたことは皆無なんですが、アウトドア好きな大人に仕上がりました。
さて、こんな私たちと大きくなる子どもたち、アウトドア系になるのか、はたまたシティボーイ&ガールになるのか、、、、、
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