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森の中に引っ越しました
by akiko
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映画「また君に会えるまで」
映画「スパニッシュ・アパートメント」から日本で人気が出たロマン・デュリスが9年前から会えなくなった日仏ハーフの娘を東京でタクシー運転手をしながら探す、というテーマです。

日本語タイトルつきのポスターを見かけて気になったので、相方くんと二人で近所の映画館へ出かけてきました。ネタバレがあるのでこれから観てみたい方はご注意を。
映画「また君に会えるまで」_f0194446_18121975.jpg
日本でも法改正があるかも、とたびたびニュースになっている共同親権。
近年、東京でフランス人パパが子供に会いたいと主張してハンガーストライキしていたりしましたが、この映画はそこまで「欧州人、権利主張す!俺等のルールが正しい、日本もそれに合わせるべき!」的な印象は受けず、もう少し柔和な感じ。

ここで私個人の意見・立場を整理しておくと
・上記のケースは日本在住家族、日本の司法で判決が出ているので、フランス人パパは政治的・社会的圧力を使ってそれを動かそうとしていたのだろうが、そのやり方に違和感を感じる。(同じことが日本人同士で発生したときにはこの手法は使えないので)
・連れ去りの多くは海外→日本で起きていて、2014年には日本もハーグ条約に加盟したので、国際的には日本も協力的な立場になった(はず)と思われる。ただ私は当事者ではないので加盟に関して、そこまでいい・悪いの意見はない。
・日本国内で単独親権(主に母側)なのは、そもそも家事育児時間が女性側に極端に偏っていて、社会的な背景から母側のみという判断がされてきたのであろうと思われるが、個別案件で異なるケースもあるだろうし、現代の若い世代は夫婦共働きで家事育児も協力している家庭も多いのだから、フレキシブルに共同親権を求めるケースがあってもいいのでは、と思う。(が一律に適用するのには疑問)
・ワンオペ育児している側がたまに会うだけの一方の親に子供が甘やかされて、普段の育児に悪い影響があると考えることも、よーく分かる。(一緒に住んでていても起こるのだから)
といったところです。

映画のストーリーもよく作られているなとは思いつつも
・そもそもロマン・デュリスと日本人妻、離婚が成立していないのに母子がいなくなったという設定、別居中の子供と出かけて誘拐犯として逮捕される、それは有り得るのか?
・妻側がお台場のタワーマンションで暮らしてBMW乗って太そうな実家がついていて娘は高そうな私立女子中学に(怪我のため)タクシーで通っているというリッチ層と見受けられるのに、ロマン・デュリスは養育費を払っている
(単なる別居中であれば、逆に婚姻費用がタクシー運転手(元料理人)の夫側に払われるのでは?)
・養育費を払っているということは相手の連絡先(少なくとも銀行口座)がわかっているのに面会交流調停しなかったのか?

などなど、そのあたりの法律や実際の状況については素人ですが、若干疑問が残るところも多かったのは事実。
日本で公開されたらこのあたりの専門家がニュース記事にしてくれるかもしれないので、ぜひ読んでみたいなと思います。

ロマン・デュリスが日本語をなかなか頑張ってて好感度ありました。
東京の弁護士はフランス語堪能、連れ去られた仲間もフランス人妻だったり、フランス語メインですが生活圏は東京なので日本語もかなりの割合で登場し、その部分はフランス語字幕となっています。タクシーの外に映る東京の街は10年ほど住んでいた私にとっては若干のノスタルジー。
日本語で「教育費用ってお金かかるんですよー」みたいなことを言ってたところでフランス語字幕に「Cartable」と出ていて、日本のランドセルが高いのを知っている相方くんが「そりゃそうだ10万とかそこにかけるんだからなー」と面白がってつぶやいていました。え、日本語ではランドセルのことなんて一言も出てなかったけど、、、
なるほど。字幕とのズレってこういうところで面白い。逆に日本語字幕付きで同じ映画を観たらまた違いが見つかるかもしれません。



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by akiko_tp | 2024-11-15 22:49 | 日々のこと | Comments(0)
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